介護職員等特定処遇改善　見える化

　当施設の特定処遇改善加算における加算の取得状況及び職場環境改善の取り組みについて情報公開します。

　介護職員等特定処遇改善加算とは

　介護職員の処遇改善については、介護職員処遇改善加算の拡充も含めてこれまで多くの取り組みが行われてきましたが、令和元年10月より経験・技能のある介護職員に重点化した更なる処遇改善を行うため、介護職員等特定処遇改善加算が新たに創設されました。

　介護職員等特定処遇改善加算の取得要件

　〇職場環境等要件

　　　　実施する処遇改善の内容を全ての職員に周知し、「入職促進に向けた取組」「資質の向上やキャ

　　　　リアアップに向けた支援」「両立支援・多様な働き方の推進」「腰痛を含む心身の健康管理」

　　　　「生産性向上のための業務改善の取組」「やりがい・働きがいの醸成」の区分ごとに１以上の取

　　　　組を行うこと。

〇介護福祉士の配置等要件

　　　　サービス提供体制強化加算（Ⅰ）または（Ⅱ）の区分

　　　　　介護老人福祉施設等にあってはサービス提供体制強化加算（Ⅰ）若しくは（Ⅱ）または日常生

　　　　　活継続支援加算の届出を行っていること。

〇処遇改善加算要件

　　　　処遇改善加算（Ⅰ）から（Ⅲ）までのいずれかを算定していること。

〇見える化要件

　　　　特定加算に基づく取組について、ホームページへの掲載等により公表していること。

 

施設別加算取得状況

施設名 提供サービス 取得加算
特別養護老人ホーム かんべの里 介護福祉施設（ユニット型） 特定加算Ⅰ（2.7%）
短期入所生活介護事業所 かんべの里 短期入所生活介護（ユニット型）
介護予防短期入所生活介護（ユニット型）		 特定加算Ⅰ（2.7%）

職場環境等要件について

区分 職場環境等要件 事業所としての取組
入職促進に向けた取組 職業体験の受入れ、地域行事への参加や主催等による職業魅力度向上の取組の実施 中学生の職業体験の受入れや「介護の基礎的講座」の講師として学校へ出向き、介護の魅力を伝えています。
資質の向上やキャリアアップに向けた支援 働きながら介護福祉士取得を目指す者に対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い介護技術を取得しようとする者に対する喀痰吸引、認知症ケア、サービス提供責任者研修、中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援等 中堅職員に対するマネジメント研修等の受講料の補助や受講のための勤務調整を行うことにより、個々の介護技術の向上とモチベーションアップにつなげています。
両立支援・多様な働き方の推進 有給休暇が取得しやすい環境の整備 有給休暇の取得を推進し、定期的に職員と面談を行う等雇用改善に向けて取組んでいます。
腰痛を含む心身の健康管理 短時間勤務労働者等も受診可能な健康診断・ストレスチェックや、従業員のための休憩室の設置等健康管理対策の実施 すべての介護職員に腰痛ベルトを支給し、腰痛予防に努めています。短時間勤務労働者を含む全職員に健康診断を実施し健康管理に努めています。
生産性向上のための業務改善の取組 業務手順書の作成、記録・報告様式の工夫等による情報共有や作業負担の軽減 PC入力による報告書作成や介護ソフトによる記録閲覧等で情報共有や作業負担を軽減しています。
やりがい・働きがいの醸成 ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の介護職員の気づきを踏まえた職務環境やケア内容の改善 PCや連絡ノートを活用し情報の共有化を図ったり、定期的に会議を行い業務の確認とケア内容の改善を行っています。